R１３５号線をくだり、南伊豆、下田市の先に弓ヶ浜という浜がある。
昔、男子校の水泳部員だったオガワさんは、ここで熱い青春の時を過ごしたそうな・・・
※詳しくは本人から聞きましょう。多少話がくどくなることがあります（笑）

また、泉さんもこの海に血と汗と涙を染み込ませながら、ガイドとして1人前になったという。
※これも詳しくは本人から聞きましょう。話が長くなる場合が多いです（笑）

その弓ヶ浜の近くの港から出航して15分～２０分位のところに神子元島がある。この島は完全に外洋に位置し、黒潮の支流が入り込むところで、はっきりいって、ここは伊豆ではない。時に激しく流れ、洗濯機状態になるときもある。ほぼ毎年、何人かが流されて死者が出たりすることがある（大体そーゆー場合は地元のガイドさんのガイドではなく、東京方面から来たショップツアー参加の初心者だったりするみたいだけど）。ちなみに、昔、Ｎ○Ｋのカメラマンも流されたこともあるそうな。まぐろもこの海で初めてダウンカレントを経験した。でも、逆に、神子元を潜って平気なら、他の海でも大体平気なんじゃないかな・・・なんて、個人的には思います。

まぐろがいつもお世話になっているのは「海遊社」。地元のショップなので、安心です。神子元には他にも何軒かショップはあるけど、ここの船（クルーザー）が一番大きくて、速いし、安定している。

そういう海であるがゆえに、ある程度のスキル（中性浮力が取れることは必須、個人的にはヘッドファーストも必須だと思う）が求められ、潜水資格は経験本数30本以上、またはアドバンス以上取得者に限られるようである（詳しくはガイドさんに聞いてください）。

神子元でのダイビングスタイル（っつーか、まぐろが経験したスタイル）は完全ドリフトで、基本的に根待ちはせず、ひたすら中層を泳いでハンマーを狙うもの。これが、めっちゃ楽しい！・・・ちょっと疲れるけど。なんていうか、「狙うぜ！」っていうワクワク感とドキドキ感がたまらない。それに、コンディションが良い時の海の中は、360度蒼色で、その中を泳いでいくのはすごく気持ちがいい！！・・・多少、疲れるけど。
そして・・・そんな海に（しかも夏に！）ハンマーヘッドが現れるのだ！！！しかも、ハンマーだけじゃないよ！バショウカジキ（まぐろは海の上から見ました）とか、ジンベエとか、ともかく凄い海なのだ！！！

※ちなみに、まぐろが初めて神子元デビューしたのは02年7月（43～44本目）、次に訪れた時（02年8月）にハンマーに初遭遇！その後、02年9月にハンマーのムレに遭遇した時は、マンタにも遭遇した。あっという間に去っていったけど。
「マンタって速く泳げるんだ・・・」

何せ、マンタスクランブル（石垣島）のマンタしか、知らなかったので・・・（＾　＾；）